キューブスポンジを使って本をクリーニングしよう!
本の簡易クリーニングをする時に、キューブスポンジを使っていますか?
私は主に簡易クリーニングで2種類の使い方をしています。
まず一つ目は、アルコール除菌シートで拭いただけでは取れない汚れを取る作業に使っております。
キューブスポンジといえば、水をつけて、研磨することによって色々な汚れが落ちるスポンジのことを言いますが、私の場合は水の代わりに、アルコール除菌剤をつけて、本の表面をきれいにしています。
光沢のある水が染みないカバーであれば、ほとんどの汚れはこのキューブスポンジにアルコール消毒剤を付けて、研磨することによって、取れてしまいます。
ただ、小説などのカバーのように水が染み込むタイプのカバーにはあまり使用しない方がいいのですが、奥までに染み込んだ汚れなどを、キューブスポンジで叩くことによって、薄くなったり消えたりすることがあるので、試しにやってみるといいと思います。ただし、やりすぎると、本のカバーを傷めてしまうので、やり過ぎには注意してください。
二つ目の使い方としては、値札を話した後にカバーにまだ糊が残ってしまう場合があります。その場合、キューブスポンジにシール剥がし液をつけて、糊が残った部分をこすることによって、簡単に残っている糊が取れてしまいます。
カバーに糊が残って、ベタついたまま出荷してしまうと、お客様からのクレームの原因になりますので、糊の残りは必ずきれいに取る必要があります。
キューブスポンジとシールはが刺激を使えば簡単にこすって取れるので、必ず取るようにしましょう。
キューブスポンジを使ってひと手間かける事は1工程多くかけてしまうことになりますが、このひと手間をかけるか、かけないかによって本の印象がだいぶ変わります。
キューブスポンジを使って綺麗な状態でお客様に本を届けましょう。
ではまた、カピバラ
コメントフォーム